08 2020/01

「目的のない、今気になっていることを、気になっていることの関係者と話す会議」をしませんか

2020-01-08T13:27:39+09:002020/1/8|カテゴリー: コラム|

「ちょっと気になっているけど、わざわざ・・・」 「あの時のこと気になっているけど、今更・・・」 「このことが今苦しいけど、きっと誰も・・・」   相手のことを考えると 忙しそう、大変そう、きっと気にしてなさそう、今更言っても・・・ そんな風に思ってしまったり、   自分のことを考えると 私だけかもしれないし、気にし過ぎかも、私が我慢すればいいだけだし、波風立てたくないし、こんなこと言ったらきっと驚かれるし・・ と思ってしまったり、   機会やきっかけがないので、溜め込んでいること、気にしないようにしていることありませんか。   ● 話したり、言い出す機会があれば 話したり、言い出す機会があれば、そのモヤモヤは、もしかしたら、相手に受け止められ、一緒に考えてもらう機会になって、解消し、明日から気持ちよく過ごせる事になるかもしれません。 けれど、こういうことというのは、 ・自分から言い出しにくい ・相手も気づかないから言い出さない ので、なかなか機会が得られません。   ●「目的のない、今気になっていることを、気になっていることの関係者と話す会議」をしませんか 「目的のない、今気になっていることを、気になっていることの関係者と話す会議」 をすることをオススメします! 家族で、職場で、市民活動をする仲間で、定期的にやってみるのはいかがでしょうか。   ●会議のポイントは ポイントは、3人以上ですること。 2人だと、対立構造になってしまったり、責められているような気がしてしまったり、話し合いが苦しくなってしまうことがあります。 3人目がいることで、視点が増えたり、話が展開したり、落ち着けたり、安心できたりします。 そして、どんな話題でもいいと感じられるように、たっぷりと時間をとること。 お茶などを用意し、全員がリラックスして臨めるようにするのもオススメです。   ●良い関係でやっていくために 周りの人と良い関係で、やっていくために、 家族で、職場で、仲間内で 「目的のない、今気になっていることを、気になっていることの関係者と話す会議」 やってみませんか? 「あの時のこと謝りたかったんだ。ごめん!」 そんな一言を言えることでスッキリしたり。 「え?そんな風に思っていたんだ。大丈夫だよ。」 と言ってもらえることで、つかえていたものがとれたように気分になったり 「じゃあ、今度からこうしようよ」 と、話せることで、明日から前向きに、気持ちよく過ごせたり することにつながってくると思います。   年始めです! 「目的のない、今気になっていることを、気になっていることの関係者と話す会議」 を、近くの人に提案してみませんか?     東京メディエーションセンターがお手伝いすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。

16 2019/12

「死にたい」「別れたい」「辞めたい」・・・そんな言葉に出会った時に  
〜言葉に動じず、より深い理解を〜

2019-12-17T09:30:56+09:002019/12/16|カテゴリー: コラム|

「死にたい」 「別れたい」 「仕事を辞めたい」 「殺したい」 「引っ越したい」 そんな言葉を投げかけられると驚くと思います。驚き、動転して、言葉をそのまま受け止めてしまったり、その言葉を聞き流すようなことになってしまったりすることがあります。   ●言葉の背景は何なのか、注目するのはこれからする「行為」ではなく、背景にある「こと」 こういった言葉を聞いた時、これからの話を思い出してください。   そんな言葉を聞いたら、聞いた側も動揺し焦ってしまいます。聞いた側も落ち着くこと、まずこれが大事です。それから、少し考えを巡らせてください。   「仕事を辞めたい」というのは本当でしょうか。本当かもしれませんが、正しくは「仕事を辞めたいくらい、辛いことがある、嫌なことがある」のではないでしょうか。その「辛いこと」、「嫌なこと」が問題であって、その問題が解決できないから、仕事を辞めたいのではないでしょうか。 「別れたい」のも「一緒にいられないくらい、嫌なことがあったり、苦しかったりすることがある」のだと思います。 「死にたい」のも「生きているのが辛いほど、苦しいことがある」のだと思います。 「殺したい」のも「相手がいなくなってほしいほど、相手との関係で嫌なことがある」のだと思います。 「引っ越したい」のも「この家から離れたいほど、この家での生活に苦しいことがある」のだと思います。   問題は、その辛かったり、苦しかったりする「こと」なんです。その「こと」が、何か、どんな気持ちになっているのか、どんな影響をしているかを知ること、そして、そのことの改善に取り組むことができれば、「仕事を辞める」「別れる」「死ぬ」「殺す」「引っ越す」必要がなくなってきます。   ●言った本人も気づいていないことが多くある これは意外にも、言った本人も気づいていないことも多くあります。関心を持ってもらえたくてそういっていたりすることもありますが、自分自身もわからなくて今の現状を打開するための行動しか浮かんでいなく、そのことで頭がいっぱいになっていたりします。言われた方が落ち着いて聞いていくことで、言った方も落ち着いて、今の自分に気づいていくことができていくことが多くあります。   ●どんな風に関われば良いのか 「辞めてどうするの?」「死んだら悲しいよ」「引っ越すなんて大変だよ」という言葉を発してしまいがちですが 「どうしたんですか?なにか辛いことがあったんですか」 「そうか、死にたいくらい、今、辛いことがあるんですね」 「何がどう辛いんですか?」 こんな風に話していくのはどうでしょう。 理解しきれない相手の状況には、「共感」「理解」ではなく、関心を示していくという態度で臨み、理解できてから「理解」をしたり、「共感」したりしていくのが良いと思います。しっかりと聞いて、関心を示して、その「こと」への理解をし、「こと」に取り組んでいく。このことで、避けられる事態は多くあります。   メディエーターは、こんなことをしていきます。

06 2019/12

あなたの想い(モヤモヤ)伝えてみませんか
メディエーターがいると vol.2 「課題が見えてくる」

2019-12-06T23:50:39+09:002019/12/6|カテゴリー: コラム|

メディエーターが関わることで、起きることとして、二者の中にある課題の全体像が見えてくることがあります。 なぜみえてくるのかそのポイントは、いくつかありますが、メディエーターが第3者であること、第3者である良さというのがあります。 メディエーションの開始は、第3者であるメディエーターが、それぞれに事情を聞いていくことからはじまります。 メディエーターは、それぞれの事情を理解しようと聞いていきます。 つまり、全く事情の知らない第3者であるメディエーターが、話の最初から聞いていくことになります。 これまでに関係のある二人であれば、話さなくてもわかっているだろうと思っていることもメディエーターには知らないことです。 メディエーターがことの最初から聞いていくことによって、同じ空間にいる相手も改めて最初から聞いていくことになります。 多くのことが知っているかもしれませんが、知らなかったことも実際には多くあります。 特に、メディエーターは、事実に加え、その時その時の「感情」にも焦点を当てていきます。 「感情」は、本人から言語化されていることは多くなく、「感情」はお互いに知らなかった内容であることが多くあります。 第3者であるメディエーターがきくことで、両者にとって改めて事実が共有されることになります。 これが当事者だけの話し合いだと「そのことは知っているからもういいよ。」と雑に扱われてしまったりしますし、確認の意味で聞きたくても「もう何度も話したでしょ」「今更説明が必要なの?」「一緒にいたんだから知っているでしょ」と答えられたりして、聞きにくかったりもします。 第3者であるメディエーターが聞いていくことで、2者の中に起こった事実と感情が共有され、課題がみえてきます。

15 2019/11

あなたの悩み(モヤモヤ)伝えてみませんか   
メディエーターがいるとできること vol.1

2019-11-15T07:01:02+09:002019/11/15|カテゴリー: コラム|

メディエーターが関わることの意味の一つとして話し合いの機会がつくれることがあります。 伝えたいことがあったり、聞いてみたいことがあったり、話してみたいことがあってもなかなか機会を作るのが難しかったり、勇気が必要だったりします。 話したいことを伝えてみたら 「今、忙しいから。」 「え?なに?大事なこと??そんなことで、時間とるの勘弁してほしいな。」 と言われたり、言われそうだったり。 自分と相手と問題意識に差があることが大きな要因です。 多くの場合、相手と自分で問題意識が同じであることはほとんどありません。 そんな中で、第3者のメディエーターが 「〇〇さんにとって、大事なことなんです。聞いてみるだけでも時間を作っていただけませんか。」 と関わることで、少し考える機会になり、まあそう言うなら。と本人が話すより良いことがあります。 メディエーターは、機会をつくるところから関わります。 第3者が関わることは、仰々しいことでもあります。 その仰々しさが、問題の大きさを認識してもらうことになり、話し合いの機会をつくれることになります。 忙しそうで、話し合いの機会が作れない。言い出せない。 そんなことがあると思います。 話し合うことで、良くなることがたくさんあります。 気になっていること、モヤモヤしていることがあれば、伝えたり、話し合ってみることが解決につながり、時に「え?そんなこと?いいよ」と簡単に相手が納得することもあります。 会社や家族で「気になっていることを話す日」をつくったりしてもいいと思います。 メディエーターが役に立てることがあれば、ぜひお声掛けください。 もし、いま、例えば、退職する、引越しをする、離婚をする、そんな覚悟を話すことなく、している方がいたら、その想い、一度伝えてみませんか。そのお手伝いができたらと思っています。  

06 2019/11

どうしていますか?傾聴した後のこと

2019-11-06T11:48:26+09:002019/11/6|カテゴリー: コラム|

最近、「きく」ということへ関心を持っている方が多いのを感じます。 傾聴講座などは人気がありますし、話をきくのが上手くなりたいという声も良く耳にします。話をきくというと、講座の名前にもなっている「傾聴」という言葉が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。 本などを読んでいると、傾聴には、スキルがあり、話すのは斜め前がいい、とか、相手が話した内容を繰り返すと良い、というようなことが書かれています。 傾聴とは、とても簡単に言えば「私はあなたに関心があり、あなたの今話していることに関心を持っていますよ」ということを会話の中で示してくことと思っています。身体でのメッセージとして、体の向き、目線の位置、アイコンタクトや相槌などがそれに当てはまり、言葉のメッセージとして、相手を中心にした会話をするということだと思っています。   話を上手くきくという話題の中で、「傾聴」と合わせて出てくるキーワードとして「共感」もあります。「共感」とは、同じ感情を抱く、そしてそれを相手にも伝えること。共感は、傾聴をした後、どうするかという文脈でもあります。   傾聴をした後、どうするか、…例えば「共感」以外にどんなことがあるのか理解をしておくことで、相手にどのようなメッセージを示すかという選択肢が広がり、会話と自分の示したい態度とのズレを小さくすることができます。   きいた後発する言葉にはどのようなものがあるでしょうか? それは「共感」「判断」「理解」の3つです。   「共感」とは、先ほども書きましたが、同じ感情を抱く、そしてそれを相手にも伝えること。例えば、悲しい話を聞いた後に「それは悲しいですね」のように自分も同じ感情を持ったことを伝えること。「それをきいて私も悲しい気持ちです」ということが相手に伝わります。相手との心理的距離を縮めることにもつながります。   「判断」とは、自分の考えを伝えること。「それはあなたが悪いわ」「いいと思うよ。」「それは間違っていると思う」のような自分の考えを伝えることです。「それは(私は)あなたが悪い(と思う)わ」「(私はあなたのその考え)いいと思うよ。」「それは(私は)間違っていると思う」という言葉が隠れています。「ただ、私は聞いて欲しかっただけなのに。」と相手に思われてしまうのは、「判断」している場合が多いと思います。   「理解」とは、わかること、事情について納得すること。中立が求められるメディエーターは、きいた後に示す態度として「理解」が求められます。「そう言われてあなたは悲しかったんですね。」というのが理解で、「私が、どう感じたか、どう思ったか」は表現しないところがポイントです。ただ「あなたの状況、あなたの気持ちは、私は理解した」ということをしっかり伝えます。 話をきいて、「共感」するのか「判断」するのか「理解」するのかで、相手に伝わるメッセージは変わってきます。そして、相手との距離、その積み重ねとしての関係も変わってきます。 意識せずやってしまっていることの多い、きいた後に発しているメッセージ。それは、「共感」「判断」「理解」なのか、自分で意識できるようにすると、自分が築きたい距離、伝えたいメッセージ、望んでいる関係にズレが少なくなってきます。

26 2019/10

「泣かないで!」「怒らないで!」と言うリスクについて

2019-10-26T20:44:04+09:002019/10/26|カテゴリー: コラム|

相手が泣き出したり、怒ったり、興奮状態にある場面で、多くの人は「もう、泣かないでよ!」「怒らないでくれる?」と伝え、感情をなんとか抑えようとすると思います。   興奮を抑えることは、事故につながったり、怪我の恐れがあったりすることもあるので、とても大事なことです。   しかし、話し合いの中で興奮状態になった場合、メディエーションの現場では、感情を抑えさせることはなるべくしません。   その理由は、 ・興奮は、次第に収まること ・感情を抑えられてしまうと問題が見えなくなってしまうこと があります。   感情の表出自体は、そこにその人が感じている課題があること 感情の表出の大きさは、その人が感じている課題の大きさであること   つまり、 とても怒っている(泣いている)場合、その人にとって、とても大事な問題がそこにあるということなんです。   感情を抑えられてしまうと、そこに問題があり、それがどのくらい大事なことなのかがわからなくなってしまうおそれがあります。   怒りや悲哀の感情を、しっかり表現してもらうことで、理解ができたり、伝わることもあります。   そして、感情の表出は、ずっと腹を抱えて笑っている人もなかなかいないように、いずれはおさまってくるものです。     それを信じて、感情の表出を恐れず、しっかりと受け止め、理解をしようとしていくことが、その人や、その人との課題の解決につながっていきます。   感情の表出は、当事者同士だと、エスカレートしていくことがあります。 このことが、当事者同士での話し合いの難しさでもあります。 第三者が入ることによって、感情の表出の方法(例えば暴力)に抑制が効いたり、収まることが促進されたり、エスカレートしない一助になったりします。   感情の表出は、大きなメッセージです。  

16 2019/10

明日からできる「人の話を取ってしまわない話し方」

2019-10-17T10:12:44+09:002019/10/16|カテゴリー: コラム|タグ: |

  「どうもこの人とは話しにくいんだよな」 という人があなたの周りにいるかもしれません。 その理由はいくつかあるかと思いますが、メディエーターの場合、そう思われないことがとても大事です。 […]

03 2019/10

「中立」な味方であること

2019-10-03T15:49:09+09:002019/10/3|カテゴリー: コラム|タグ: |

  「私は中立です」 と言う言葉にどんな印象を持つでしょうか?   ・どちらの味方でもない人 ・なるべく関わらないようなスタンスを取る人 ・問題に深くコミットしないと決めている人   そんな風に受け取る人も少なくないのではないでしょうか。 […]

22 2019/09

トラブルにならないように、我慢していませんか?

2019-09-22T23:57:27+09:002019/9/22|カテゴリー: コラム|

  「なるべくなら、(人との)トラブルは避けたい。」 と思うのは、普通の心理だと思います。   ただ、気になって頭から離れないことがあるような時(場合)でも、トラブルを避けるために、何もしない(我慢する)ことは、本当にいいことなのでしょうか。   メディエーションを勉強しはじめた時の本にこう書いてありました。   「Conflict is not inherently destructive: indeed, it can present us with an opportunity to strengthen relationships and achieve personal growth.」   下手なりに日本語訳すると、   「衝突は、そもそも破壊的なものではない。 衝突は、関係をより強くすることや個人を成長させてくれる機会になりうる。」   ということです。   不満がある。 気になっていることがある。 これは、改善したいことがある。ということでもあるのです。 それをきっかけに、よくなるチャンスが今あるということでもあるのです。   ⚫︎相手が自分のことをより理解してくれる機会 ⚫︎自分が相手をより理解する機会 そして、気になっていることが解消されて、生活が改善する機会 なのです。 せっかくの機会、避けるのではなく、前向きに考えてみませんか?   しかし実際、相手と直接向き合うのは怖いと思います。 勇気もいります。 エネルギーもいります。 そんな時、勇気や安心に繋がるのが、中立な第三者が間に入ってくれることです。 話し合いがよりうまくいくために、私たち東京メディエーションセンターはきっとお役に立てると思います。ぜひお声掛けください。   不満や気になっていることをためてしまうと、それが時に、怒りに変わってしまうこともあります。 小さいうち、できればその気持ちが起こった時に、なるべく早く解決するのがポイントです。 [...]

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