保護者からの“クレームや要求”にどう応じるか(学校の先生へ)

現状の懸念「対立になってしまっている、対立になる不安がある」 生徒間の事故や嫌がらせ、いじめなどをきっかけに、担任の対応、学校の対応をめぐり、保護者と担任、保護者と学校、保護者と教育委員会という形で、対応への不満から対立になってしまっているケースが少なくないように感じます。 その背景には、担任などによる個人による初期の対応、学校などによる組織としての対応に課題があるように感じます。保護者も、担任も、学校も、“子どものこと”を第一に考えて行動している中で、不適切な一言や姿勢が、保護者の感情をこじらせ、悪化させ、協力関係を築けずに対立関係になってしまうのはとても残念なことに感じます。 また、トラブル対応に追われる担任の先生の苦労・心労も大きく感じます。 裁判になれば、お互いに相手の非を調べ伝えあうような、嫌な思いをすることになり、同じ学校に通うことが難しくなったり、地域生活が難しくなったりもすることが考えられ、できる限り避けることが望ましいと思います。 対立関係にならない“子どものために”協力関係を維持する関わり方、対応を心がけることが大事だと考えます。   保護者の思い [...]

「世田谷はっと保育園」の苦情解決における第三者委員になりました

令和5年5月より、社会福祉法人種の会世田谷はっと保育園の苦情解決における第三者委員になりました。 施設運営に関わる苦情は、利用者・利用者家族・近隣から寄せられると思います。 苦情というのは、現在足りないことを伝えられるということでもあり、改善の機会であったり、関係性を再構築する機会であったりします。 また、初期の対応で、課題に対して協力的になったり、敵対的になってしまったり、とても大事だったりします。 より良い施設運営に貢献できたらと思っています。 苦情対応で悩まれている方がいたら、お力になれたらと思っています。 お気軽にお問合せください。