<ポイントは、問題が事象から人に変わる時>

近隣トラブルは、こんな風に進んでいくように感じています。

大きな転換点としては、音などの「事象」の問題だったことが、対応してくれないなどの感情から不快の感情が「人」に変わる時です。

この前であれば「事象」をどうするか。で話は済みますが、その後になると人間関係を話せる関係に取り戻して、事象に取り組むという必要が出てきます。
「不快」に加えて「憎しみ」などの感情が芽生えています。

現在、東京メディエーションセンターにご相談いただくのは、多くの場合「人」に変わった後のことが多いですが、早い段階で取り組めればと思うことがほとんどです。

近隣トラブルはこう進行していくんだ。と知っていただけたらと思います。そして、ことが大きくなる前に何か手を打とう!と思う、参考にしていただけたらと思います。

実は、この「事象」の問題だったことが「人」に変わっていくのは、近隣トラブルに限らず、いろんなシーンでの人間関係でも言えることのように思います。