劇団俳優座公演 『対話』フライヤー表 劇団俳優座公演 『対話』フライヤー裏

2/10〜24、劇団俳優座(六本木)の『対話』というお芝居があります。
2/14の公演後に行われる「アフタートーク」に、東京メディエーションセンター理事の齊藤 志野歩がゲストとしてご一緒させていただくことになりました。公演後20分程度のお時間とはなりますが、もしよろしければ公演と合わせて、ご一緒くださいませ。

劇中で、2つの家族の対話の場を守る『調停人』の役割。日本でいう制度上の【調停】とは違っていて、専門に担う人は日本ではまだ少ないです。私たち東京メディエーションセンターは、劇中の調停人に近い役割に日本で取り組む団体のひとつです。
今回のお芝居のような、司法やその隣接領域にはもちろん、諸々の制度のすきまにこぼれ落ちてしまいそうなことや、暮らしの身近なことにこそ、必要な役割だと思っています。
2/15のアフタートークには司法制度の文脈から早稲田大学名誉教授の高橋さん、弁護士の林さんがゲストに。こちらも有意義なお話が聞けそうです。
公演のテーマはずっしりと重いものです。劇中の2つの家族と調停人の試みに立ち会うには、客席からとはいえ、ちょっと勇気もいるかもしれません。ただ、もしかしたらメディエーションが灯す希望について、みなさんにも感じていただけるかなと思います。
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★ 劇団俳優座 2月公演『 対話 』
オーストラリアを舞台に、日本ではまだ馴染みのない「#修復的司法」を照射し、好評を博した『面と向かって』(2021年)に続く、「ジャック・マニング」シリーズ第2弾!
#調停人・ジャック・マニングが今回取り組むのは、既に結審した事件の、服役者スコットサイドの関係者と被害者の両親との修復――「心を癒やすのではなく摩擦を減らす」試みだ。両家関係者のほか、服役者のかつてのセラピストの計七名が出席した住民会議の場で、ジャックはまず口を開くーー「目指すものは先ず何が起きたのかを聞き、みんながどんな思いをしたのかを掘り起こし、そこから何らかの理解が生まれないか、考えることです」と。加害者・被害者の狭間で、マニングは如何に耳を傾けるのか。
【作品に関するご案内】
※本作品には一部性犯罪について言及する箇所がございます。ご観劇の際はご留意のほどお願い申し上げます。
2/10~24
@俳優座スタジオ
▼ 公演情報

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