「なるべくなら、(人との)トラブルは避けたい。」

と思うのは、普通の心理だと思います。

 

ただ、気になって頭から離れないことがあるような時(場合)でも、トラブルを避けるために、何もしない(我慢する)ことは、本当にいいことなのでしょうか。

 

メディエーションを勉強しはじめた時の本にこう書いてありました。

 

「Conflict is not inherently destructive: indeed, it can present us with an opportunity to strengthen relationships and achieve personal growth.」

 

下手なりに日本語訳すると、

 

「衝突は、そもそも破壊的なものではない。

衝突は、関係をより強くすることや個人を成長させてくれる機会になりうる。」

 

ということです。

 

不満がある。

気になっていることがある。

これは、改善したいことがある。ということでもあるのです。

それをきっかけに、よくなるチャンスが今あるということでもあるのです。

 

⚫︎相手が自分のことをより理解してくれる機会

⚫︎自分が相手をより理解する機会

そして、気になっていることが解消されて、生活が改善する機会

なのです。

せっかくの機会、避けるのではなく、前向きに考えてみませんか?

 

しかし実際、相手と直接向き合うのは怖いと思います。

勇気もいります。

エネルギーもいります。

そんな時、勇気や安心に繋がるのが、中立な第三者が間に入ってくれることです。

話し合いがよりうまくいくために、私たち東京メディエーションセンターはきっとお役に立てると思います。ぜひお声掛けください。

 

不満や気になっていることをためてしまうと、それが時に、怒りに変わってしまうこともあります。

小さいうち、できればその気持ちが起こった時に、なるべく早く解決するのがポイントです。