行政支援の届きにくい家庭内のコミュニケーション、法的に対応しにくい近隣同士のマナー問題、職場や学校で人間関係がうまくいかないことなどは、解決をサポートできる機関がありません。しかし、このようなトラブルを小さなうちに解消できなかったばかりに、次第にお互いの感情が大きくなり、最悪の事態を招いてしまうことも少なくありません。
メディエーションは、困りごとを抱える当事者同士の話し合いを、第三者が関わる手法です。日本ではまだ馴染みがないですが、欧米では身近な人とのトラブル解決方法として、信頼されている手法です。

東京メディエーションセンターでは、トレーニングステップ1からステップ3、実地での研修やロールプレイでのテストを経て、メディエーター認定となります。

メディエーターとして活動したい方だけでなく、現在のお仕事や取り組みにメディエーションを役立てたいと思う方のご参加も歓迎します。


東京メディエーションセンター
メディエーショントレーニング ステップ1(2日間)

■日時
2月4日(月)、2月18日(月)10時から17時

■場所:
世田谷区の三軒茶屋駅近くの会議室
(申込者にご連絡いたします)
田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩10分程度

■内容
メディエーションの構造、メディエーターの役割や技術などを座学・ロールプレイを通して学びます。

■参加費
18,000円(2日間:12時間)

■参加条件
2日間ともに参加できること

■定員
6名 (最低実施人数:3人)

■申込
締め切り:1月31日(木)
info@mediationcenter.jp まで
お名前・連絡先・所属・参加動機をお伝えください

■問い合わせ:070-1479-1777(鈴木)

ーーートレーニングのステップーーー
●ステップ1(12時間)
メディエーターに大切な「中立にふるまう」ことを学びます。目線・体の向き・うなずきなどの話を聞く態度をどのように意識するかなどを、ロールプレイを通じて学んでいきます。
メディエーションでは「対立している人同士の議論を築いていく」ことが必要です。そのために、感情的な言葉を相手に受け取れるようにどのようにしていくかを理解し、実践で体験していきます。

●ステップ2(12時間)メディエーション応用
当事者間に力の差があるなど困難なケースや話し合いが行き詰ってしまった場合の対処を学びます。

●ステップ3(6時間)ケースワーク
当事者との面談、相手方との面談、メディエーションに到るまでの取り組みを学びます。

●実地研修、ロールプレイ
メディエーターになるには、トレーニングステップ1〜3終了後、実地での研修やロールプレイでのテストを経ることが必要です。