7月に名古屋市立の小中学校校長会の方が、学校問題の視察に来られました。
保護者対応、近隣対応、先生の負担など学校問題にどのように取り組んだらいいのか、メディエーションの考えや手法が役に立たないかと関心を寄せていただきました。
メディエーションとは、メディエーターの役割とは、学校でのメディエーションの活用事例などをお話しさせていただいて、
話し合いの空間のつくりや座る場所の設定などについても先生方にとっては役に立つのではと説明させていただきました。
学校の難しい事情などもお話を伺いました。
学校の課題に対して、メディエーションだったり、メディエーションの手法が役に立つシーンが多くあると思います。
学校の先生、管理職の先生、教育委員会の関係の方、お役に立てそうなことがお気軽にお声かけいただければ、喜んでお力になれたらと思います。
当日、説明したレジメの一部ですが、ご紹介します。
<日本の学校現場でのメディエーションの活用の可能性>
○いじめ
本人同士での事態の正しい把握(事柄と感情の理解)と関係修復
○保護者対応
立場(先生)から応えにくい、保護者へ聞きにくい事柄への関与
○生徒の心の傷の回復
あの時、言われた一言や態度による不登校への対応
<メディエーションの手法や考えが役に立つ学校場面>
○生徒理解コミュニケーション
「死にたい」「辞めたい」や強い感情の発出への理解
○保護者会の空間づくり
教室型・島型・ロの字型 保護者との関係性を考えた机や椅子
○言葉の暴力への理解
乱暴な言葉の影響の理解 生徒への言葉の暴力への啓発
○面談時の空間づくり
相手への安心づくりと場の掌握
○緊急保護者会の司会
丁寧な理解と協力関係構築のために質問をする第三者の関わり
関心がある内容がありましたら、お問合せください。