12/17(金)都立松原高校で授業を行いました。

1、どうしてトラブルはおこるのか

・立場などによって「ものの見え方」が違うこと
・立場などによって「ものの価値」が違うこと
・人によって「価値観や考え方」が違うこと
をクイズ形式で考えてもらい、

人とのトラブルは、
・コミュニケーション不足や理解不足による誤解から
・配慮のなさから
・相互の理解不足や話し合いの欠如から生まれること
あることを理解してもらいました。

2、トラブルを起きないようにどうするか

・相手のことを想像する
・言葉を選ぶ(気をつける)
・伝え方を考える
・コミュニケーションを図る
をワークを通して取り組んでもらいました。

3、起きてしまったらどうするか

・「気持ち」を鍵に関わってみる
・相手のことを知る 自分のことを伝える
・相手の気持ちを知る
・自分の気持ちを伝える
こと伝え

4、起きてしまったのを見たらどうするか

・お互いの話を聞いてみる
・会って話すことを提案してみる
・安心できるように間に入って関わる
ことができることを伝え

5、メディエーションとは
メディエーションとは
学校での事例(ピアメディエーション)

を最後に話させていただきました。

クイズやワークの応えで、こちらが学ぶことも多くありました。

他の学校にインタビューした時に、学校現場では、地域と学校、保護者と学校、保護者と先生、先生と生徒、先生と先生など、トラブルになってしまうこともよくあるを聞きました。

今回の企画は、数年前今回担当していただいた先生に出会い、先生が授業や生徒指導に集中できるよう、学校現場でのメディエーションが実現できないかという第一歩としてでもありました。

アメリカでは、いじめの対応として、第3者がその課題に関われる方法としてメディエーションの導入に取り組んでいると聞いたことがあります。

学校でのメディエーションの必要性や可能性を感じています。
なかなか学校での導入はいくつもの課題があるとも思っています。
関心のある方がいたらご連絡いただけたら嬉しいです。