こ近所トラブルで、初回の話し合いに、メディエーターに同席してもらいました。お互い冷静に、事実確認しあいました。客観的事実をのべていたつもりでしたが、相手のことばには、はらが立ってきました。メディエーターは、落ち着いた口調で、ゆっくりと、「相手の話を聞いて、相手の気持ちをどのように理解しましたか」と聞いてきました。一瞬なにを言われたか、意図がわからなかったのですが、聞き直して、われにかえったようです。「悲しい気持ちになったのはわかりました」と答えました。 その言葉を聞いて、相手も、ざわついた気持ちかわ収まってきたようでした。 わたしのきもちも、つたえられた。『きょうは、事実確認だけとしましょう、ほかにいうことありますか』というメディエーターのことばに、双方、納得しておわることができました。メディエーターのおかげで相手の気持ちを理解する、しようと思う心の動きがありました。相手も、同じなのではないかと思えて、話し合いの1回目が心穏やかにおわりました。