メディエーターが関わることの意味の一つとして話し合いの機会がつくれることがあります。
伝えたいことがあったり、聞いてみたいことがあったり、話してみたいことがあってもなかなか機会を作るのが難しかったり、勇気が必要だったりします。
話したいことを伝えてみたら
「今、忙しいから。」
「え?なに?大事なこと??そんなことで、時間とるの勘弁してほしいな。」
と言われたり、言われそうだったり。
自分と相手と問題意識に差があることが大きな要因です。
多くの場合、相手と自分で問題意識が同じであることはほとんどありません。
そんな中で、第3者のメディエーターが
「〇〇さんにとって、大事なことなんです。聞いてみるだけでも時間を作っていただけませんか。」
と関わることで、少し考える機会になり、まあそう言うなら。と本人が話すより良いことがあります。
メディエーターは、機会をつくるところから関わります。
第3者が関わることは、仰々しいことでもあります。
その仰々しさが、問題の大きさを認識してもらうことになり、話し合いの機会をつくれることになります。
忙しそうで、話し合いの機会が作れない。言い出せない。
そんなことがあると思います。
話し合うことで、良くなることがたくさんあります。
気になっていること、モヤモヤしていることがあれば、伝えたり、話し合ってみることが解決につながり、時に「え?そんなこと?いいよ」と簡単に相手が納得することもあります。
会社や家族で「気になっていることを話す日」をつくったりしてもいいと思います。
メディエーターが役に立てることがあれば、ぜひお声掛けください。
もし、いま、例えば、退職する、引越しをする、離婚をする、そんな覚悟を話すことなく、している方がいたら、その想い、一度伝えてみませんか。そのお手伝いができたらと思っています。